狂犬病予防注射について

狂犬病とは

狂犬病は、古くから人類に知られていた人畜共通感染症のひとつで、すべての哺乳類が感染し、ひとたび発症すれば治療法はなくほぼ100%死亡するという事実と、発症した際の凄惨な症状のため多くの国々で恐れられてきました。

わが国においても、過去いく度となく流行を繰り返していましたが、昭和25年に制定された狂犬病予防法に基づき、犬の登録、予防注射の徹底等の措置がとられて強力な予防事業が推進された結果、昭和31年以降は発生していません。

しかしながら、海外に目を転ずると、狂犬病は一部の国を除いて世界各国において発生しており、国際交流が盛んになった現在、わが国は常に本病侵入の危険にさらされているといっても過言ではないでしょう。

狂犬病2016

図 世界の人の狂犬病発生状況

*2013年7月16日、台湾政府は野生動物(イタチアナグマ)において狂犬病の発生を確認したと公表しました。現在まで、飼い犬へは1頭に感染・発症したのみで人への発症はありません。

日本は世界でも数少ない狂犬病清浄国です。

狂犬病の恐怖

わが国に狂犬病が侵入し、流行した場合のことを考えてみてください。

・・・・・・もし、あなたの子供が、両親が、またはあなた自身が、素性の知れない犬(他の動物についても同様です。現に欧米先進国の中では、野生動物の狂犬病が問題になっています。)にかまれた場合、その犬が狂犬病にかかっていないということが証明されるまで、あなたは恐怖にさいなまされることでしょう。万一、その動物が狂犬病であると診断された場合、発症しないことを祈りながら経過を見守る肉親、さらに本人の苦悩は想像するにあまりあります。そして、もし発症すれば・・・・・・

町で見かける犬に「かわいいね。」と声をかけたり、自然の中で出会った野生動物に「こっちへ来ないかな?撫でてあげたい。」と感じるのは、わが国に狂犬病の発生がないからこそ、安心してできることなのです。

狂犬病予防注射

獣医師会は行政と協力して、年に1回、春に、狂犬病予防注射(集合注射)を実施しています。この機会に必ず予防接種を受けてください。また、室内犬も必ず予防接種を受けてください。あなたの住んでいる地域の予防注射の日程や種々の都合により集合注射を受けることができなかった場合などについては、最寄の市町村役場又は獣医師会支部へお問い合わせください。

狂犬病予防のために

さらに、万一侵入してきたときのために、本病を予防するためにもっとも重要な動物である犬に対する登録制度を実施してその飼育動向を把握し、あなたの犬が感染した犬にかまれても安全なように、年に一回の予防接種を義務付けています。(実施しなかった飼い主には罰則が適用されることもあります。)

わが国では、狂犬病予防法に基づき、犬やその他の動物に検疫を義務付けて水際で検疫を実施し(島国だからこそ効果的な措置であるともいえます。)、狂犬病の侵入防止を図っています。

あなたの家族の一員の健康のために

狂犬病のほかにも、あなたの家族の一員である犬や猫などの飼育動物にとって怖い病気はいろいろあります。しかし、幸いなことに、その中でももっとも注意しなければならないいくつかの病気に対しては、有効で安全性の高いワクチンが開発されています。

ぜひ、お近くの獣医師に相談して、これらの予防接種を受けるようにお勧めします。

獣医師会各支部の連絡先

支部名 住 所 Tel Fax
鹿角 地図を表示する〒018-5201
鹿角市花輪字菩提野1-2
秋田県畜協鹿角支所内
0186-25-3311 0186-25-3312
北秋田 地図を表示する〒018-3454
北秋田市脇神字高村岱94-1
秋田県農業共済組合連合会 県北家畜診療所内
0186-62-2644 0186-62-2644
山本 地図を表示する〒016-0832
能代市南元町2-36
越前ビル2F
0185-54-8555 0185-54-8561
秋田 地図を表示する〒010-0001
秋田市中通6-7-9
畜産会館内
018-835-1031 018-835-1031
由利 地図を表示する〒015-0072
由利本荘市裏尾崎町60-33
オフィス「N」2-1
0184-44-8666 0184-44-8666
仙北 地図を表示する〒019-1701
大仙市戸蒔字大槻3
0187-73-7535 0187-73-7536
横手 地図を表示する〒013-0021
横手市大町7-18
横手商工会議所3F
0182-23-6711 0182-23-6712
雄勝 地図を表示する〒012-0033
湯沢市清水町6-1-3
秋田県農業共済組合連合会 県南家畜診療所雄勝分室内
0183-73-6603 0183-73-6603